ガレージドアの耐久性と使い勝手~メリット、デメリット ガレージのある家に暮らして13年目の真実

発見!

ガレージ付きの家を建てたい、でも失敗や後悔をしたくない、そう思っている方にTVや雑誌ではあまり話されないネガティブなことについても、実際に10年以上暮らしてみて感じたことや経験をふまえてお伝えしていきます。

家を新築するとき、車好きの方でしたら皆さんガレージ付きの家に住みたいと思うのではないでしょうか?

わたしもそのうちの一人で、家を新築するにあたって2つの希望のうちの1つでした。一つ目は薪ストーブのある暮らし、そして2つ目がガレージ付きの家です。

そこで実際にガレージ付きの家を建てた経験から良かった点、悪かった点をお話しします。

我が家のガレージのコンセプトは 車庫&物置&作業場 です。

もともとつややかな黒いパネルでしたが年月を経てつや消しになりました ヒノキの板も塗装が褪せて風合いが出てきました

まずはじめに、私の中では薪ストーブのほうが優先度が高かったのでガレージにはあまり予算をかけることができませんでしたが、それでもガレージドアについては巻き上げ式ではなくパネル式にしたいというこだわりがありました。

予算的に木製のガレージドアは高いので金属パネル製でシンプルなものを選びました。代わりにガレージの外壁を板張りにすることで外観とのバランスもとることができました。予算的にもかなり抑えることができたのでよかったです。

そのガレージドアですが、いろいろなメーカーがある中でわたしが選んだのはレムコのガレージドアです。

選んだ理由については、一番よさそうだったからという漠然としたものですが、一応購入前にメーカーの展示ブースに出かけて実物を確認したうえでいろいろ質問したり説明を受けてはいます。

それでは実際に暮らしてみて感じたことをこれからお話していきます。

ガレージドア 良かった点

・トラブルがない 家を建てていた工務店の方が施工がとても丁寧だったと言っていましたが、事前の打ち合わせから現地での確認までかなり細かなところまでチェックして施工されていたと感心していました。実際、これまでに全く不具合は起きていません。

・作動音が静か ほかのメーカーと比べたわけではないのでガレージドアとしては普通なのかもしれませんが、巻き上げ式のシャッターなどに比べたらかなり静かです。

・断熱パネルがある程度の熱や音を遮断してくれる 完全ではないですがシャッターに比べると確実に良いです。

・手動操作が簡単 昨年、大規模な停電が起きて2日間ほど電気が止まっていたため、初めて手動でガレージドアを開けることになりました。表示に従ってつまみを回すだけで簡単に上げ下げできました。説明書などを見なくても直感で操作できるって大事ですよね。

ガレージドア 改善が必要なところ

・ガレージドアと建物の隙間 ガレージが暗いと外の光が漏れてよくわかりますが、結構ガレージドアと建物の間に隙間があるのでいろいろなものが侵入してきます。

下の部分に隙間があり虫がたくさん入ってきます

まず、虫の類がすごいです。ダンゴムシ、ゲジゲジ、コオロギ、ムカデ、ゴキブリ、etc

家を建てて数年間は、周囲でも造成や建築を行っていたせいか、ムカデが家の中に侵入してきてかなりの恐怖でした。

あと砂ぼこりも少しずつ吹き込むので定期的に清掃が必要です。

隙間をふさぐモールを貼るなどして対策しています。

・巻き上げ機の照明が消える 1年に1、2回ほど消えます。理由は巻き上げ機の振動で電球が緩んでくるからです。その都度締め付けなおしていますが、まだ1度も電球が切れたことはないので長持ちしているとも言えます。今は新しいモデルに替わってLEDになっているのでその心配はないようですね。

・ガレージの間口が割と余裕ない 車庫入れが苦手な方は敷地の奥に作ったほうが無難です。我が家の前の道路はほとんど車が通らないので余裕をもって車庫入れできますが、道路に面して造る場合は交通量の多い道路だと大変かもしれません。

あと私の妻はガレージから車で出る際に車体をこすってます。奥様など車庫入れが苦手な方も使用するようならその点も考慮したほうがいいかと思います。

ガレージがあることのメリット、デメリット

ガレージドア以外でも暮らしてみてガレージがあってよかったことや失敗なこともあります。

○ 紫外線の影響を受けないのでヘッドライトや塗装、タイヤ、内装の劣化を遅延できる

○ 車に乗り込む際に真夏、真冬でも暑さ、寒さの影響が少ない

〇 車を外に出しておけば作業スペースとして使える。特に塗装作業は風の影響を受けないので◎

〇 物置としても利用できるので別で物置を設置する必要がない

△ 雨にぬれずに出かけられる反面、出かけた先で車を降りる際に傘を忘れたことに気付く

いろいろ考えてみましたが、結論としてこれは失敗だったということはあまりなかったです。

ガレージと一口に言っても人それぞれこだわりや使い方は違ってくると思いますので、今回の内容が参考になるようでしたらうれしいです。もしガレージを造ろうかと悩んでいる方はぜひ夢を実現してください!

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