自分で行う薪ストーブメンテナンスの方法

薪ストーブライフ
我が家のストーブはモルソーのやや小ぶりなタイプです 対流式なので両サイドに物を置いても大丈夫 後ろの壁もそのままです

こんにちは、薪ストーブライフを始めて13年の、りんさんです。薪ストーブのある暮らしにもすっかりなじんで、1年のサイクルが日常生活に溶け込んでいる今日このごろです。

さて、今回は薪ストーブのメンテナンスについて紹介していきます。

自宅に薪ストーブを導入した方、また今検討中の方が不安に思っていることとして、薪の確保、煙突掃除と並んでストーブ本体のメンテナンスも挙げられるのではないでしょうか?

実際、わたしも最初のころはよくわからず販売店の方に聞いたり、ネットで調べたりしておっかなびっくりメンテナンスを行っていました。

そもそも薪ストーブの扱い方に慣れていないため、薪を投入するタイミングや火加減などがわからず、ようやく薪ストーブの癖を理解して上手にコントロールできるようになるが3年目くらいでしょうか。

メンテナンスについても同様で、最初は何をメンテナンスすればいいのかよくわからないと思います。

わたしの場合は、最初の年は簡単に取り外せるところを外して、灰をきれいに掃除するだけ。

2年目は火力調整に失敗して急激に温度を上げすぎたため、割れてしまった耐火レンガをセメントで接着補修。

3年目は扉のガスケットが固くなってきて剥がれ出したので交換といった具合です。

耐火レンガが割れてしまっていますがもう10年以上そのまま使用してます

とくに問題なければ、灰の掃除だけでも構わないと思います。3年くらい薪ストーブにかかわっていると、なんとなく調子もわかるようになるものです。

煙突掃除をしてみて、すすの状態がパウダー状でさらさらしているのなら、それほど心配しなくても大丈夫かと思います。すすの状態はこの記事に載っています。

わたしの知人の話ですが、2シーズン目で煙突と外気導入ダクトをタールで詰まらせてしまい交換することになってしまいました。

原因はかなり低い温度でストーブを燃焼させるということをほぼ2年続けていたからです。

なぜそんな低い温度で燃焼させていたのでしょうか? 理由は温度計の読み間違いという初歩的なものでした。

薪ストーブで使う温度計を見るとわかりますが摂氏(℃)と華氏(℉)が併記されています。彼はこの華氏のほうを見て温度を調整していたのでした。

華氏300度は摂氏150度ほどなので、はぼ150℃以下で燃焼させていたことになります。

逆にこの温度を維持し続けるのはかなり難しいと思うのですが、それを続けた結果、かなりの出費をする羽目になりました。火災が起きなかったのは不幸中の幸いですが。。

初めての火入れの時には販売店の方が来てくれて、使い方のレクチャーを受けながら操作に慣れていくほうが安心ですね、私の場合はそうでした。

薪ストーブの導入についてはコストだけでなく、設置後のアフターフォローも含めて相談しやすい信頼できる販売者さんを選ぶべきですね。

温度計も下記リンク先のように摂氏(℃)しか表示のないものがあるのでそれを使用するのが間違いないかもしれません。

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はなしを元に戻して、ストーブのメンテナンスの続きです。3シーズンほど経てばだいたい何かしらのトラブルがあり、少しずつ知識と経験が積まれるはずです。

自分ですべてを解決できてきた方なら、これからも続けていけるはずです。

販売店にメンテナンスをお願いしている方も、今はセルフメンテナンスをサポートするプランがある販売者さんもあるので、それを利用して少しづつ覚えていく方法もあります。

薪ストーブという火を取り扱ううえで、ストーブの構造や仕組み、状態を知っておくことは安全管理の面でもとても重要なことなので、学んでおいて損はないと思います。

薪ストーブを焚いて楽しむだけではなく、薪割り、煙突掃除やストーブのメンテナンスなど1年を通して薪ストーブにかかわりながら楽しむ、薪ストーブライフをみなさんもぜひおくってみてください!

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