こんにちは、りんさんです。
最近はキャンプブームで焚火台もいろいろな種類が出ていて、どれを選んだらいいか迷ってしまいますね。
わたしも悩んで迷った末、Hot Camp の焚火台、Fire Base Sサイズを購入しました。
今回は、この焚火台を選んだ理由と実際に使ってみて感じた、メリットとデメリットについてお伝えします。
焚火台の選び方
焚火台も用途によってカテゴリーが分けられると思うので、そこから選択肢を絞っていきましょう。
まず焚火台を一番よく使うシーンを想像してみます。
わたしの場合は、家でよくバーベキューをするので、そこで使えるものを第一に考えました。
もともとは、満点ハンバーグを焼くための鉄板に合わせた、角型の七輪を探していたこともあり、最初は七輪か焚火台かで悩みました。
家でバーベキューをするだけなら断然、七輪を選ぶ方がいいのはわかっていました。
しかし、キャンプとかで焚火もやってみたいなという欲が出てしまい、ついつい流行に流されて焚火台を探し始めてしまいました。
そうとなると家で使うことを前提に、軽さや携行しやすさよりも、ある程度の大きさと頑丈さを備えたものに目標を定めます。
そしてB5サイズの鉄板を載せられる大きさの焚火台をチェックしていきます。
ただ、6mm厚の鉄板がかなり重たいので、しっかりと支えられる五徳が付いたものとなると、なかなか見つからないんですね。
いろいろとネットで探しているといくつか候補が見つかりましたが、今一つ購買意欲を掻き立てる焚火台が見つかりませんでした。
そんなある日、クラウドファンディングで制作された焚火台がネットニュースで紹介されていました。
ふと見てみると、頑丈そうなうえ収納形態もスマートで、探していた焚火台はまさにこんな感じのものでした。
それが Hot Camp の焚火台、Fire Base です。
サイズは S と L があり、Lサイズなら鉄板を使いながらほかの料理もできましたが、重さを考慮してギリギリ、ソロキャンプでも持ち運べそうなSサイズにすることにしました。
ちなみに重さは Sサイズ 約2.5kg Lサイズ 約6.8kgとかなりの差があります。
しかも我が家は家族3人なので、ほとんどのものは七輪で事足りてしまいます。
昔買ったWEBER のバーベキューグリルもあるのですが、家族3人でバーベキューをするには大きすぎてもてあましてしまいます。
あれもこれもと欲張るとたいてい後悔することになるので、Sサイズをうまく使いこなせるようになろうと決断しました。
Sサイズにしようと決めたまではよかったものの、すでにクラウドファンディングの受付は終了していて購入することができませんでした。
この時点では、まだ一般販売のほうはもうしばらく待たないと購入できないようでした。
そこでいつものメルカリで検索してみると、一件ありましたがすでに売れてしまっている・・・
とりあえず出てくるのを気長に待ちながら、他にいい焚火台がないか引き続き探していきます。
そして数週間後、ついにメルカリに出品された未使用の Fire Base Sサイズを購入することができました。
こちらはオプションの五徳2種類もついていたので、買い足す手間が省けてちょうどよかったです。
実際に焚火台が届いてみるとずっしりと重さがあります。
収納されている状態はコンパクトで、取っ手がフレーム内にデザインされていて握ることができるため持ち運びも簡単です。
サイズは30cm×28cmくらいで、厚さは蝶ネジの出っ張りを含めると4cmくらいです。
付属のロングネジに替えると、オプションの五徳も鉄板と一緒に収納可能なところもいいですね。
組み立てと使用してみた感想
組み立ては特に難しいこともなく、簡単にできました。鉄板の厚みがあるのでぐらついたり、たわむこともありません。
鉄板を差し込む部分のクリアランスもちょうどいい感じなので、きつすぎたりゆるすぎたりもなく、組み立てにコツのようなものはいらないので初心者にもおすすめです。
ここからは焚火とバーベキューを行ってみた感想です。
まず、焚火をするための薪ですが、市販のもだと長くておさまりきらないので半分にカットする必要があります。
また太さもそのままだとうまく積み上げられないと思うので、適当に割っておいた方が、燃えやすく薪を組んだり火力調整しやすいです。
わたしの場合は、薪ストーブ用の細めの薪を20cm程度にカットして、手斧で適当に割っています。
焚火をするなら、のこぎりと手斧かナタがあったほうがいいですね。
焚火をすると煙とにおいがかなり出ます。とくに薪が燃えにくかったり、継ぎ足しのタイミングを損ねると、かなり煙が出るので注意が必要です。
そこで、家で焚火台を使用するときは最初の火起こしだけ薪を使用して、あとは炭でバーベキューを続けるようにしています。
これなら焚火を楽しみつつ、炭の着火も同時に行えるので火起こしの手間が省けます。
最近は火を起こして安定させるまでの間に飲むビールがとてもおいしく、一番楽しい時間となっています。
火を起こしたらいよいよ料理をしていきます。
鉄板や網を使用することで様々な料理に対応できるので、毎回何にしようか考えるのですが、我が家の場合は焼き鳥と満点ハンバーグが定番となっております。
焚火台には左右それぞれ3ヶ所の五徳を差し込む切り欠きがあるので、さまざまなアレンジが可能で、一度に2種類の料理も並行して行うことができます。
右側で焼き鳥を焼きながら、左側でご飯を炊くとかができます。
このおかげで調理時間の短縮にもなりますし、使用する木炭も節約できて一石二鳥です。
そしていつもシメは満点ハンバーグです。
スリット入りの鉄板に替えてしっかりと熱したら、丸めた満点ハンバーグをスリット部分に載せて両面をこんがりと焼きます。
脂が落ちて炎が上がっていぶされますが、これが風味を増してくれます。
網だとこの炎と煙で真っ黒になってしまうのですが、この鉄板を使うとその心配がないので、黒くなって困っている方にはこの鉄板超おすすめです!
メルカリやラクマで検索してみてください。
両面がこんがり焼けたら鉄板の平らな部分に移して半分に切り、赤い部分を鉄板に押し付けてよく焼きます。
熱々を鉄板から取りながら、最初に炊いておいたご飯と一緒にたべるのが最高においしいですよ。
さて、おいしく食べた後は片付けです。
木炭も薪もたいてい燃え尽きて灰になります。なので焚火台としてよく設計されているのだと思います。
冷めてからそのままシンクで洗っても細かな炭しか残りません。脂汚れと焦げ付きはなかなかですが・・・
この脂と焦げを落とすため、まず洗剤で軽く洗い脂汚れを落とします。そうしたらスクレーパーか金属たわしで焦げをひたすらこすっていきます。
焦げが取れたら最後にもう一度洗剤でよく洗います。
水気を拭いて乾かしたら元の状態に組んで完了です。
ちなみに、わたしの焚火台収納ケースはこんな感じです。
焚火台と鉄板、その他必要な道具を一つにまとめてバッグに収納しています。
メリットとデメリット
しばらく使ってみてわたしが感じたメリットとデメリットをまとめました。
人によってはそんなこと気にならないということもあるかもしれませんし、ダメって判断することもあると思いますので、参考程度に見てください。
メリット
☆使用している鉄板に厚みがあるので組み立てた時の安定感がある
☆焚火だけでなく料理もしっかり行える
☆五徳がしっかりしているので鋳鉄製のスキレットやダッチオーブンなど重たいものを載せられる
☆五徳を増やせば複数の調理を同時に行える
☆すべてのパーツを一つに合体して収納できる
☆しかもA4サイズ程度の大きさになるので収納場所を取らない
デメリット
●しっかりしている分重たい
●コンパクトなので市販の薪は切らないと長すぎて入らない
●薪の積み方により空気の通りをよくしないと若干燃えにくい時がある
●熱が逃げやすい(七輪と比較して)
●脂が流れ落ちてきて汚れる
●洗うのが面倒
いい焚火台を選ぶには まとめ
ここまでお付き合いいただきありがとうございます。
使ってみてからいろいろとわかることも多いのですが、後悔しないためには自分がどんなシーンで使うのかということをしっかりと考えることが大切だと思います。
焚火と言っても人それぞれ楽しみ方は違うので、有名人が使っているからとか、よく売れているからとか、よりも自分のスタイルに合ったものをじっくりと見定めて購入してください。
今回のわたしの記事が皆さんの選択の一助になればうれしいです。
Hot Camp Fire Base はふるさと納税で入手可能!
なんと、岐阜県 大垣市のふるさと納税の返礼品で入手可能です!
実質2000円で手に入るので気になる方はぜひ調べてみてください。
それではこれからも火のある暮らしを楽しみましょう!